柿葺(こけらぶき)、檜皮葺(きわだぶき)-日本にも「木の屋根」はありました。
エイジングの美しさを屋根で表す、建築の外観にまたひとつ新しい可能性が誕生です。
【重量】≒9.5kg m2あたり
【価格】
handsprint(表面加工なし)15000円/m2あたり
tapersawn(表面加工あり)16500円/m2あたり
ウイルルーフは100%天然木の屋根材です。「飛び火」試験に合格し、国土交通省認定を取得しました。(建築基準法63条・施行令第136条-2-2の規定に適合)これにより防火地域・準防火地域においても「木の屋根材」を使うことが可能です。またエクステリア用に広く使われているウエスタンレッドシダーを基材としているため、優れた防腐性能・耐久性能も発揮されます。
「見せる、天然木の屋根」-自然素材住宅・環境住宅にまたひとつ、新しい可能性が誕生です。
通常の野地合板に通気層を設けて施工するだけです。不燃版の下地などは不要です。(屋根材の施工にあたっては、弊社指定の施工会社ネットワークにお任せください)
試験結果からも解るように、真夏の気温上昇も無く、冬の冷え込みも伝えにくい。
木の屋根は、建物を快適に保ちます。また、金属やカラーベストと異なり、施工は瓦と同様に固定桟木を使用する為、空気の流れを良くし表面温度を部屋内に伝えません。
防水シートと固定桟木に溜まる雨水を逃がす縦桟テープで屋根材下も清潔に保ちます。
天然木屋根材・外壁材と一般的な屋根材・外壁材との断熱・幅射に関する性能比較
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試験現場 東京都大田区マンション屋上 試験期間 2009年8月27日〜9月9日(13日間)※下記試験結果は抜粋 試験体サイズ・
向きW900×D900×H600〜900mm(勾配屋根)窓無し
屋根麺 勾配3寸 南向き測定データ監修 東京大学前研究室
前研究室取組プロジェクトのための基礎データ検証として共同参画 -
左奥:試験体B
右手前:試験体A左手前:試験体A右
奥:試験体B試験体A 試験体B 材料 寸法 材料 寸法 屋根 屋根材 ウイルルーフ 最大厚さ約24mm 金属屋根(ガル
バリウム銅板)厚さ0.3mm 桟木 杉材 厚さ18mm 杉材 ルーフィング カッパ100 カッパ100 厚さ 9mm 合板 厚さ 9mm 厚さ0.3mm 外壁 外壁材 ウイルウォール 最大厚さ約18mm 金属外壁(ガル
バリウム銅板)厚さ18mm 胴ぶち 杉材 厚さ18mm 杉材 厚さ 9mm 防水紙 タイペック タイペック 合板 厚さ 9mm -
試験体A 試験体B 室内温度 30.8℃ 36.1℃ ウイルルーフ 金属屋根(ガルバリウム銅板) 屋根材表面温度 47.1℃ 53.7℃ 屋根部合板裏面温度 32.7℃ 45.2℃ ウイルウォール 金属外壁(ガルバリウム銅板) 外壁材(西面)表面温度 50.0℃ 61.7℃ 外壁部合板裏面温度 31.2℃ 40.0℃ 真夏・晴天時の室内
温度外気温とほぼ同じ 外気+6〜10℃
初期費用こそ割高なものの、不燃かつメラミン系薬剤を注入したウエスタンレッドシダーは、節目もない為表面劣化も起こりにくい素材です。m2≒9.5kgの重量は、建物に負担をかけない天然素材です。
外観も自然に溶け込み、日常の生活に安らぎを与えます。
エアコンに頼らず、住まいを快適に保つ木屋根を皆様のお住まいにお役立て下さい。